映画『帰ってきた あぶない刑事』

5/3(金)ヨコハマイベント オフィシャルレポート到着!

タカ&ユージ、そして『帰ってきた あぶない刑事』メンバーがGWの横浜にド派手&華麗に降臨‼️

ザよこはまパレード

ヨコハマが“「あぶ刑事」ワールド”に染まる大熱狂の1日の始まりは、「横浜開港記念みなと祭 ザよこはまパレード(国際仮装行列)」
約38万人の横浜市民とファンが集まり、タカ&ユージを演じた舘ひろし、柴田恭兵が参加!ゴールデンウィークで大賑わいの横浜の街を駆け巡った。

「あぶ刑事」のBGMをバッグに本作の象徴でもある日産レパード集団とともに現れたのは、オープンカーに乗車した舘&柴田。
スクリーンからそのまま飛び出してきたかのような映画さながらの華麗な登場に、詰めかけた観客のボルテージは最高潮に!!「タカ!ユージ!」「おかえりなさい、待ってました!」といった歓声も飛び交い、舘&柴田は手振りで応えながら笑顔を振りまいていた。

レッドカーペットイベント

パレードが終了後には、象の鼻防波堤でレッドカーペットが実施。
ヨコハマの海や赤レンガ倉庫が見える“「あぶ刑事」らしさ”MAXなロケーションで開催されたレッドカーペット会場には、約200名もの「あぶ刑事」ファンと大勢の報道陣の姿が。イベント開催時刻が迫るにつれて次第に緊張感も高まる中、遂に舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルを乗せたリムジンが会場に到着!!

舘・柴田、浅野・仲村のペアに分かれレッドカーペットを闊歩し、時折一般客からの声援にも笑顔や手振りで答えながらステージに登壇しご挨拶。
「『あぶない刑事』、横浜に帰ってきました。本日はとても温かい日になり、言葉になりません。本日は最後まで楽しんでいってください」(舘)、「セクシー大下です。『あぶない刑事』の舞台が横浜でよかったなとしみじみ思いました。朝早くからこの暑い中、おばあちゃんからお母さん、お子さんもお孫さんまでみんなで応援してくださっていて本当に嬉しかったです、感謝しています。横浜大好きです、どうもありがとう!」(柴田)、「久しぶりの横浜なんですが、私はいつも人質になって屋内に縛られていることが多いのですが(笑)外でこうやって皆さんに会えたことが嬉しいです、ありがとうございます」(浅野)、「38年前、初めて出演する連続テレビドラマ『あぶない刑事』の撮影が始まりました。当時はハタチで、今もハートはピチピチのつもりですが(笑)この街の皆さんに支えられて、ありがたいテレビドラマデビューになったなと思います」(仲村)

挨拶後、まずはザよこはまパレードへの参加を終えたばかりの舘・柴田に向け、MCから新作とともに横浜に戻ってきた心境についての質問が。
舘は「本当に大勢の人に出迎えてもらって、感謝です。ありがとうございます!」と感謝の思いを述べながらも、当時と現在の横浜の様子を次のように振り返る。
「僕らが横浜で撮影を始めた時と比べると、もう打って変わって活気のある街になってきましたね。当時、赤レンガ倉庫はただの倉庫だったんです。落書きがあったりもして、でもそれで閉鎖になってしまって、今のようになったり」としみじみ。
一方、柴田は自身を「日本で一番横浜の街を走り回った役者かと思います」と表現し会場を沸かせながら、「ベイエリアだけではなく東神奈川とか中華街、港の見える丘公園、横須賀の方など、いろんなところを走り回りましたね。街の人たちがとっても撮影に協力的で。暖かく見守ってくれていたのをよく覚えていますし、感謝しています」と回顧した。

そんな舘・柴田とともに、久しぶりに横浜に帰ってきた浅野・仲村には、「“(帰ってきて)変わったな、新しくなったな”と感じることは?」という質問。
浅野も舘、柴田らと同様に、「(横浜の街が)とても綺麗になりましたよね。『あぶない刑事』ではロケできたけれど、今後どうなるんでしょうかね。ますます人気の街になって、そのうち撮影ができなくなってきちゃうかも?」と冗談混じりのコメントに、観客からはこれからも本作の撮影を応援するかのような拍手が沸き起こった。

仲村は「横浜には新しい建物も増えたと思いますが、良い雰囲気は保ったままですよね。先ほど恭兵さんが“日本一横浜を走り回った役者”とおっしゃっていましたが、僕は日本一横浜で舘さん柴田さんにご飯をご馳走してもらったことのある俳優だと思います(笑)」と答え、会場を沸かせていた。

そして最後に、本作の公開を楽しみにしているファンに向けメッセージが求められると、舘・柴田はそれぞれ次のようにコメントを残した。「とにかく今回の『あぶない刑事』は今までの作品とは違い、監督やスタッフも若い人たちになっています。すごく新しい『あぶない刑事』に仕上がっていると思いますので、ぜひ若い人にもご覧いただけたら」(舘)、「すごくワクワクしていますし、自信があります。年相応に本当に頑張りました。今まで『あぶない刑事』を見たことがない人がいれば、ぜひ観ていただきたいです。カッコよくて素敵な、120点満点の出来だと思っています。ぜひ映画館へ足を運んでください」(柴田)

完成披露舞台挨拶

舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、 土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督らが登壇!

タカ&ユージが両サイドの後方扉からそれぞれ姿を現すと、思わぬ登場に観客からは大歓声と拍手が巻き起こった。ファンからの声援に笑顔を見せながらも、中通路で“タカ&ユージ”が揃うと会場は熱狂の渦に!マスコミの撮影に応じた後、二人が他キャストのいるステージに登壇すると、舞台挨拶がスタートした。

まずは38年もの間、「あぶ刑事」を支えてきた舘、柴田、浅野、仲村に向け、MCから久しぶりに“帰ってきた”心境についての質問が。

舘は「(前作から)8年ぶりになりますが、8年間も空いていたという気が全くしない。このお話をいただいた時に、もうすごく嬉しくて。すぐにやりたいとお返事しました」と当時の熱量あふれる想いを明かす一方、柴田も「本当に歳をとると月日が経つのは早くて、僕も3年ぶりくらいな感じがしますね」と回顧する。「舘さんと会えるのが本当に楽しかったですし、何よりもこの四人が揃うのは改めて最強だなと。実家に帰ってきたみたいだなと思いました。舘さんはそのまんま鷹山で、僕もそのまんま“セクシー大下”なので。役作りとか準備は必要ないんです」と語っていた。

浅野は自身が演じる薫の見どころについて言及。薫のド派手な登場シーンは毎回話題を集めているが、浅野は「薫に関しては、監督が爆発させてくれて。私はあそこまでさせなくていいと思っていたんですが、監督も若さがありあまっているので(笑)、あんな感じになっちゃいました」と茶目っ気たっぷりに明かし、笑顔を見せた。さらに仲村は「僕は帰ってきたというよりもずっと港署にいたという設定だったのですが、撮影に入ってみたらそれがすごくしっくりきましたね。二人(タカ&ユージ)が帰ってきたというよりも、ずっとそこにいたんだなと。薫さんも含め、三人が帰ってきちゃって嬉しいような切ないような、そんな気持ちでした」と心境を振り返っていた。

一方、本作で初めて「あぶ刑事」シリーズへの参加となった土屋、吉瀬、西野らゲストキャストには、周囲からの反響やタカ&ユージと対面した感想についての質問が。
土屋は「私の家族も『あぶ刑事』が大好きなので、今でも信じられないくらい嬉しい気持ちでいっぱい。初めて舘さんと恭兵さんとお会いした時に、お二人のスーツ姿がカッコ良すぎて…。目から鱗がボロボロ落ちました。“何がこんなにかっこいいのかな”と思っていたんですが、よく“宇宙に行った人は地球の輝きを見てすごく驚く”といいますよね。そんな気持ちです(笑)」と必死に感動を伝えようとする姿が会場の笑いを誘っていた。

土屋と同じく、二人と対面を果たした当時の感動を振り返るのは吉瀬。
「(劇中で)私は舘さんにバッグハグをされちゃうんですよ。本当にキュンとなるんです。私も一生懸命に香水をつけたりして、タカさん(舘)に好きになってもらうためにアップしたりもしていたので、そのシーンをぜひ見てください。お二方とも素敵で、絶対に恋に落ちると思います」と魅力を熱弁していた。

そして「私は(タカ&ユージと)直接的に見つめあったりするようなシーンはなかったんですが、勝手に拝見してかっこいいなぁと思っていました」と明かす西野は、舘・柴田から仲村への“愛あるいじり”に衝撃を受けたという。「私が演じたのは町田課長(仲村)の部下という役どころでしたが、そこでお二人からの透さんへ“リアルいじり”といいますか(笑)、無茶振りがたくさんあって」と撮影現場の様子を明かしながら、「毎回どんなアドリブが飛び出すかわからなくて。ずっと昔から鍛えられてこられているので、どんなアドリブにも綺麗に返されていてすごく驚きましたし、私もヒヤヒヤしながら現場にいました」と振り返っていた。

また、本作のメガホンを取ったのは、「BABEL LABEL」に所属する原廣利監督。原監督はTVシリーズ「あぶない刑事」で監督を努めてきた原隆仁氏の息子でもあるが、あえて何かを意識して撮影を行うことはなかったという。「ただ、必死だったのは間違いないなと。歴史ある作品なのでファンの方たちを裏切ることができないし、『あぶ刑事』を知らないような世代の人にも魅力を知って欲しいなという想いで、昔のファンも新しいファンも両方が喜んでもらえるような形を目指しました」と明かしていた。

舘&柴田に聞いてみたいこと

トークの中盤では、土屋・吉瀬・西野ら「あぶ刑事」シリーズ初参加組のキャストに対し、“この際だから舘&柴田に聞いてみたいこと”についての質問が。

土屋からは「(自身が演じた)彩夏はハーレーに乗っているんですが…、ハーレーもいいけれど車に乗るなら何がいいでしょうか?」という質問。この問いに対し、柴田からは「ミニのチャーミングな車。絶対に安全で頑丈な」と親心を感じさせるような返答が。
一方、舘からは「ずっとハーレーに乗って!」と頑なにハーレーを推し、会場の笑いを誘っていた。

一方、吉瀬からは「単純に、舘さん柴田さんのように色気を保つ方法を知りたいです!」というリクエストが。この吉瀬からの純粋な疑問に、舘は「もう年中、女性のことしか考えてないですからね。それが理由だと思います」と照れ隠し。柴田も「よく食べてよく寝ることです」とそれぞれ自己流の色気を保つ秘訣(⁉︎)を明かしていた。

そして西野からは、「お二人が“目で追ってしまうような女性”はどんな人ですか?」という質問が。「ニコール・キッドマンですね」と即答する柴田。
柴田は舘に対して「舘さんは奥さんですよね」と話をふると、舘は「奥さん(という回答)はズルいだろ。僕は浅野温子さんみたいな女性ですかね。目で追っちゃって、すぐ“いけないものを見たな”っていう感じになっちゃう」と方向転換をした答えを返し、長年のチームプレーを感じさせるようなトークも散りばめながら会場を盛り上げていた。

新たにスタートさせたいことは?

トークの終盤ではタカ&ユージが“探偵”として第二の人生をスタートさせる物語にかけ、キャストたちが“新たにスタートさせたいこと”についての話題に。

しかし舘は「全くないですね!このまま静かに人生を終わらせたい」と即回答。そんな舘に対し助け舟を出すかのように、柴田は「じゃあ舘さんと一緒に書道を始めます。舘さんが新しく始めたいことが何もないっていうので、一緒に書道教室に行って、一から人生を見つめ直したいと思います」と強引にまとめると、会場からは笑い声が。
そんな二人の会話を横で聞いていた浅野も特に始めたいことは何もなかった様子で、「(何か始めるなら)書道かなぁ」と柴田の発言に乗っかる中、そんな三人に対し「僕はいくつかあります」と切り出したのは仲村。「前に土屋さん演じる役のお父さんを演じた時に、楽器を演奏するのが好きという設定があったのですが、全然上達しなくて。一つくらい上達したいなと思っているのと、料理を始めていますけど…」と淡々と話し続ける仲村に、舘から「もっと面白いこと言えよ」と鋭いツッコミが!そんなツッコミに仲村はタジタジになりながらも「本当に始めたいことは…書道ですよ!!」と無理やりまとめ、劇中と同様な関係性を垣間見せる彼らの姿も。たびたびチームプレー抜群のトークを展開し、会場の笑いを誘っていた。

皆さんへのメッセージ

そして最後にこれから本作を鑑賞する一般客に向け、舘&柴田からメッセージが。

「『あぶない刑事』が帰ってきました。今回は新しい『あぶない刑事』に仕上がっていると思うんです。どうぞ最後まで楽しんでください」(舘)、「観終わった後にきっと、“西野さんの役をやってみたかった”とか、“太鳳さんの役をやってみたかった”、“吉瀬さんの役をやってみたかった”とか、必ず思うと思います。でも、無理です!(笑)とっても素敵な作品になっているので、ぜひ映画館に何度も足を運んでください。今日は本当にありがとうございました」(柴田)とそれぞれ力強いメッセージを送ると、観客からは大きな拍手が沸き起こり、大盛況の中舞台挨拶は幕を閉じた。

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